めっき匠の技BLOG

2012.7.20(Fri)

メッキ(鍍金)の歴史

今日は何のネタにしようか考えていたら、ふとメッキの歴史が知りたくなったので、ちょいと調べてみました。
メッキ(鍍金)の歴史は古く、世界では古代エジプトの女王のネックレス等に金メッキがされていたという記録もあるそうです。
日本のメッキの歴史は奈良に都を移した710年頃、仏像に金メッキが施されたのが始まりで、 794年奈良の大仏に金メッキを施されました。 この頃のメッキは今日の電気メッキとは異なり、金を水銀で溶かし、仏像に塗布し炭火であぶり、 水銀を蒸発させ、金を残す方法だったそうです。
今日でもわずかに変色しているものの、ほとんど完全な形で残っているみたい。
 ちなみに、日本に電気メッキの技術が導入されてから、120年余になるそうです。
もしかしたら、きんさん・ぎんさんが誕生した年と同じくらいなのかなぁ
今日のように直流電流を用いてニッケルメッキが行われ、工業用として用いられるようになって100年近くになるんだそうですよ。
【TOPIX】
もうすぐ1歳の誕生日を迎える我が息子に、二村研磨の制服を着せてみました。
IMG_2338.jpg
どうも失礼しました。

< 前のページに戻る