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めっき加工一覧

すずめっき・はんだめっき

融点が低く、はんだ付け性が優れています。
はんだめっきの代替めっきとして、すずめっきが用いられています。
ウィスカー抑制対策としてリフローもできます。
はんだめっきは、ROHS指令で鉛フリー化が進んでいますが、部品の信頼性の面で置き換わってはおりません。弊社では、お客様のニーズがある限り生産対応させて頂きます。

すずめっき

特 性 装飾性、はんだ付け性
用 途 精密機器部品へのめっき(コネクター部品など)、装飾品へのめっき
素 材 鉄鋼、銅合金
その他 電子部品などの微細な部品はウィスカにより短絡する可能性がありますのでウィスカ防止対策が必要です。

ニッケルめっき

装飾・耐久性向上の目的に使われます。
また、各種めっきの下地めっきに使用されます。
Snめっきの前に、めっき皮膜の銅合金素材へ拡散による不良を防ぐために素材と表層めっきのバリア層として使用されます。

ニッケルめっき

特 性 耐食性、装飾性
用 途 ピストン、ローラ、シリンダー、金型
素 材 鉄鋼、銅合金

無電解ニッケルめっき

無電解ニッケルは、めっき液中の還元剤によって鉄及びニッケル材料にニッケルが析出します。

無電解ニッケルめっき

特 性 製品形状を問わずめっき厚が均一につけることができます。
用 途 複雑な形状の部品や精密加工品に使用されます。
素 材 鉄鋼、ニッケル
その他 弊社の無電解ニッケルめっきは環境にやさしい鉛フリーのめっき液 です。
リンの含有率は、10~12%で耐食性に優れています。

金めっき

化学的に安定で耐食性に優れています。
電気と熱の伝導性、はんだ付け性に優れています。

金めっき

特 性 耐食性、装飾性、はんだ付け性、電気伝導性
用 途 精密機器部品へのめっき(コネクター部品など)、装飾品へのめっき
素 材 銅合金
その他 金めっきの下地としてニッケルめっきが必須です。 高耐食性が必要な場合は、後処理として封孔処理を行います。

銀めっき

銀白色の美しい色調を有しています。
はんだ付け性、電気伝導性に優れています。

銀めっき

特 性 装飾性、はんだ付け性
用 途 精密機器部品へのめっき(コネクター部品など)、装飾品へのめっき
素 材 鉄鋼、銅合金
その他 空気中では酸化されやすく、また微量の硫化物で黒変しやすい性質です。
めっき処理後は変色防止処理が必要です。

銅めっき

非常に柔らかい金属なので、研磨しやすく、主に下地めっきとして利用されます。
また、電気伝導性が良好なのでプリント配線板など電子部品にも多用されます。
複雑な形状でも比較的めっきが析出しやすい特徴があります。

銅めっき

特 性 装飾性、電気伝導性
用 途 精密機器部品への下地めっき、装飾品へのめっき
素 材 鉄鋼、銅合金
その他 銅めっきとその他のめっきとの組み合わせが一般的です。

亜鉛めっき

大気中では優れた耐食性を持ちますが、水分に対してはさびやすい性質があります。
亜鉛は自ら溶解し水酸化亜鉛(=白さび)となりますが、その間は鉄の腐食を防ぎます。
通常、後処理としてクロメート処理を行います。
※協力工場あり

クロメートの種類

  1. ユニクロ(白色)
  2. 有色クロメート(黄色)
  3. 有色クロメート(黒色)
  4. 三価クロメート
  5. 三価クロメート(黒色)

亜鉛めっき

特 性 耐食性、装飾性
用 途 自動車部品、電子部品、機械部品、建材部品
素 材 鉄鋼

複合めっき

摺動性に優れています。
複合めっきの上を他製品を滑らせることができます。

複合めっき

特 性 耐食性、摺動性
用 途 保安部品
素 材 鉄鋼、ステンレス鋼

鉛フリーめっき

RoHS対策のため、鉛フリーのはんだ代替めっきとして、すず-ビスマスめっきを行います。

鉛フリーめっき

特 性 はんだ付け性
用 途 センサー部品
素 材 銅合金

黒染め

鉄鋼の表面に酸化被膜を形成させ錆を防ぐ処理です。
油分がなくなると錆の進行が速くなります。
※協力工場あり

黒染め

特 性 耐食性、装飾性
用 途 機械部品、自動車部品
素 材 鉄鋼
その他 通常、錆防止のため防錆油を塗布します。

化学研磨

銅材に多用される酸洗処理で、非常に綺麗な表面を得ることが出来る。
硝酸をベースとした強酸の混合液へ浸せき、汚れた表面を溶解し新しい銅表面を露出させ光沢を得ます。

化学研磨

特 性 耐食性、装飾性
用 途 電気部品、自動車部品
素 材 銅合金
その他 キリンス処理の際、多量の窒素酸化物が発生します。