めっきに関する様々な豆知識・用語集です。
クロメート処理というと一般的には亜鉛メッキに施す処理をさします。
処理方法は、亜鉛メッキ後、重クロム酸溶液中にメッキ品を浸せきし表面に クロム酸被膜を生成させます。
浸せき時間・溶液濃度等によりいろいろな色調があり、 淡いブルーのユニクロメッキ、黄色〜緑基調のクロメートメッキが一般的です。
色調が濃いほど耐食性が高いです。
※黒いクロメート処理がありますが、これは処理液に硝酸銀を添加し、黒い皮膜を 得ているもので耐食性が高いわけではありません。
試料にX線を照射することにより、素地及び皮膜から特有な蛍光X線が放射される。この蛍光X線強度は測定することにより厚さを求める方法。
めっき皮膜に光沢を与えるため、めっき浴に加える添加剤。
粗いめっきで主に過大な電流密度の場合に生じる。やけともいう。
腐食性薬品を含んだペーストを試料に塗布し、一定の温度及び湿度に維持して耐食性を調べる試験。
めっき浴中の固体浮遊物がめっき層の中に入り込んで生じた小突起。
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