めっき匠の技BLOG

2015.5.11(Mon)

マグネシウムの燃焼実験

マグネシウムは燃えやすく危険だと聞きますが実際のところどうなんでしょうか?


マグネシウム合金があったので少し削って実験してみました!!


DSC_0352


水と反応させると燃えるらしい、ということから水を少し加えてみましたが燃えませんでした。


よくよく調べてみると、火を近づけないと発火しないみたいです。


水を含んだマグネシウムの切りくずや微粉に火を近づけると容易に着火し、水を分解して激しく燃焼します。


また、燃焼中のマグネシウムに水が触れた場合も水を分解し、燃焼を加速させ爆発を起こしたりするようです。


水がなくても、空気中で加熱すると強い光と炎を発して燃焼を起こすようです。


実際にどのように燃焼するのか、安全を確認した上で実験を行ってみました!!




マグネシウム合金を削った粉末を少しだけとり、コンロで加熱しました。


加熱すると、急に黒くなり強い光と炎を発して燃焼しました。


小さな粉末でもこれだけ発火するとは・・・

もし粉末が大量にあって発火したらと思うとゾッとしますね!!Σ(゜ロ゜;)


火元が無い状態で自然発火はしないようですが、十分に注意して取り扱いましょう!!

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