2015.7.29(Wed)
めっき加工事例紹介
めっき加工の事例をご紹介します。
今回は、アルミ材質へのめっきです。
めっき仕様 : 光沢スズめっき(下地 無電解ニッケルめっき)
材質 : アルミニウム合金 5000番台
まず前処理としてジンケート処理した後、無電解ニッケルめっきを行います。
その後、仕上げめっきとして光沢スズめっきを施しております。
2015.7.29(Wed)
めっき加工の事例をご紹介します。
今回は、アルミ材質へのめっきです。
めっき仕様 : 光沢スズめっき(下地 無電解ニッケルめっき)
材質 : アルミニウム合金 5000番台
まず前処理としてジンケート処理した後、無電解ニッケルめっきを行います。
その後、仕上げめっきとして光沢スズめっきを施しております。
2015.7.23(Thu)
ひと口にアルミと言っても、材質の違いによりアルミニウム合金の種類は多数あります。
材質が異なることでめっきのやり易さというものも変わってきます。
展伸用、鋳物用、ダイカスト用などのアルミニウム合金に大別できるのですが、
今回は展伸用アルミニウム合金へのめっき難易度についてお話させて頂きます。
主な成分としてアルミニウムの純度が99.0%以上のものを純アルミニウムといい
1000番台の表示がされています。
また、種々の元素を添加しているアルミニウム合金系は2000番台~7000番台の
表示がされています。
5000番台、7000番台は比較的めっきがやり易い材質です。
それ以外の番台のものはめっきの難易度が上がりますが、めっきが出来ないという訳ではありません。
めっきの仕上がりをテストさせて頂くことも可能ですので、是非一度ご相談下さい!!
2015.7.15(Wed)
今回は、アルミニウム合金へのめっきに欠かせないジンケート処理ラインをご紹介します。
アルミニウム合金は非常に活性の強い金属なので、空気中で酸化皮膜を形成し易く、
直接めっきすることができません。
そこで、素材とめっき皮膜の密着性を良くするために、前処理としてジンケート処理が
必要不可欠となります。
ジンケート処理では、素材のアルミニウムを亜鉛に置換反応させ素材表面に亜鉛皮膜を形成します。
亜鉛置換を行い、一度亜鉛を剥離し、再度亜鉛置換をするというダブルジンケートを行うことで
緻密な亜鉛皮膜を形成し、次工程のめっきへと進みます。
続いて無電解ニッケルめっきを行い、先ほどの亜鉛皮膜をニッケル皮膜へと置換させます。
その後、仕上げめっきとして銅、スズ、ニッケル、銀、金などのめっきを施すことが可能です。
2015.7.8(Wed)
こちらの装置は、原子吸光光度計です。
原子吸光光度計は、原子による光の吸収を利用して分析する装置です。
この装置を使いめっき液中に含まれる金属原子量を分析しております。
これまで、Ag、Sn、Pd、Pbといった金属が測定可能だったのですが、
今日からAuの測定も可能となりました!!
Auのカソードランプが仲間入りです!
さっそく取り付けるのですが、高価なランプなので少し緊張が・・・(´∀`;A
無事取り付け完了!!
さっそく測定してみましたが、しっかりと測れました。
2015.7.3(Fri)
今日は、「町工場技能者コンクール」の競技課題の模擬練習に行って来ました。
競技課題は、亜鉛めっき(膜厚10μm)を行った後クロメート処理を行うというもの。
実際に模擬練習を行ったのが写真のものになります。
伊藤課長に見て頂いたところ、外観はきれいだと褒めて頂けましたヾ(o´∀`o)ノ
膜厚も良いところを狙えていたので、本番もこの調子で頑張ってきます!!
2015.7.1(Wed)
今週末に開催される「町工場技能者コンクール(電気めっき)」に私も参加します!!
このコンクールは愛知県内の中小企業に勤務する若手従業員を対象とし、技能者の交流と技能の向上を図り、産業界で活躍できる技能者の育成が目的とされています。
私はめっきを始めて1年3ヶ月です。
どれ程の力が発揮できるのか挑戦してみたいと思います!!